Extensive Reading
文章を分析せずに大意を把握する読書法
文章を分析せずに大意を把握する読書法
オアシスでは英会話レッスンの中にリーディング(読むこと)を取り入れています。
大人のクラスはもちろん、小学生でもテキスト(English Time)のレベル5・6を終え、
基礎がしっかり身に着いた生徒はリーディングに取り組んでいます。
本を読むことが英語を習得する上で大変効果的であると考えているからです
最近、英語の学習法の話題の中に「多読」という言葉を耳にします。中学・高校で 英語の
授業に「多読」を取り入れている学校もあります。
かの夏目漱石も無茶苦茶に英語の本をたくさん読むのがいい、少し解らないところがあっても、
そこは飛ばしてドシドシ読んでいくと最後にはわかるようになる、といっています。
文章を分析せずに大意を把握する、単語1語1語に拘らずに大まかな内容をつかむという読
書法ですが、では多読にはどのような効果があるのでしょう?
単語の学習について考えてみます。例えば「run」という単語。この言葉をおぼえたばかりの
頃は、 「"run"は、"走る"という意味だ」と、いったん日本語に置き換えて理解することが多
いと思います。
しかし、たくさん英語を読んで、何度も何度もこの「run」という単語に出会っているとどのよう
な場面でこの言葉が使われるのか、だんだんとイメージがつかめてきます。
そうやって、単語の持つイメージを捉えてしまえば、わざわざ日本語に訳さないでも「run」と
見た瞬間にパッと理解できるようになります。
「run
a company(会社を経営する)」のように、日本語で「走る」と訳すと変になって
しまう文章も、多読するなかで同じような「run」の用法に馴染んでいれば、わざわざ「経営
する」という日本語訳を憶えなくても、ちゃんと英語のままで理解することができるのです。
「runny nose(鼻水)」のような表現も、いつのまにか身に付いてきます。
(eigoTownより)
これぞ多読の効果!次回は多読のコツについてお話します。