文科省は今後の学習指導要綱を公示しました。それによると、平成29年度は周知・徹底期間とし、小学校は32年度、中学校は33年度からの実施を予定しています。
今回の改訂のポイントは「何ができるようになるか」を明確化している点です。すべての教科で
①何を理解しているか、何ができるか
②理解してること、できることをどう使うか
③どのように社会とかかわり、より良い人生を送るか
を3つの柱として再整理されることになりそうです。これからの子供たちが必要とされる「21世紀型スキル」が学校の学びにも取り込まれ、知識偏重ではない「確かな学力」「学力を活かす思考力、応用力、表現力など」「社会との協調性」を持つ子供たちの育成を目指すことになりそうです。
更に、先月22日の文科省の発表では 小学校高学年用外国語教材「We Can!」の児童用冊子、教師用指導書、学習指導案を作成、公表しました。これらの教材については本年度中に希望する全ての小学校に配布する予定です。これらの教材の活用を通じて子供達1人1人が生涯にわたる様々な場面で外国語を活用できるよう、初等中等教育段階から外国語によるコミュニケーション能力の育成が図られることを期待します。と話しております。
下記の資料は、その発表を受けて、今後の英語教育の見通しをまとめたものです。
更に詳しい資料は教室に掲示しております。ぜひ、ご覧になって下さい。